「ふるさと納税寄付額ランキング岐阜」増加率87・8％の土岐市

総務省は、8月1日にふるさと納税制度に基づく2022年度の自治体ごとの寄付総額を発表しています。
これによると、岐阜県内自治体への寄付総額は222億8525万円で、3年連続で過去最高を更新しています。

ふるさと納税寄付額トップの関市

ふるさと納税寄付額のトップは、関市の48億8438万円です。

コロナ禍による外出自粛で自宅で料理する人が増え、包丁などの需要が高まった。20年度には、調理器具ブランドの鍋の人気も相まって寄付が急増し、総額は過去最高の48億9215万円を記録。21年度以降も刃物を中心に返礼品数を増やし、4年連続で県内1位を維持する。
返礼品数は、2000品目以上で、全国的にも豊富な品目数を誇る。爪切りやペティナイフ、キッチンばさみなど刃物用品をはじめ、ブリヂストン関工場のゴルフボールなど幅広いアイテムをそろえる。市担当者は「刃物以外にも品目を増やしたことが結果につながった」と手応えをつかむ。

岐阜新聞webより

2位は、高山市の39億3890万円。
3位の飛騨市と続きます。

意外だったのは、4位の養老町です。

焼き肉店、精肉店の返礼品を中心に寄付が集まった。「焼き肉街道」と呼ばれる町内の街道は人気店が軒を連ね、県外のファンも多い。22年度は物価高などで高級食材の人気に陰りが出たため、寄付額が減少した。

岐阜新聞webより

増加率トップの土岐市

そして、近隣市町村で脚光を浴びたのが、増加率トップの土岐市です。
20年秋から返礼品事業に本格参入し、19年度に130万円だった寄付額を22年度には5億2829万円まで伸ばしています。

岐阜新聞webによれば、「長崎県波佐見町の波佐見焼で実績がある民間業者に運営を委託。市内の業者を対象にした勉強会を開き、寄付獲得のノウハウのブラッシュアップを図っている」んだそうです。

たしかに、「波佐見焼」の名は最近ちょくちょく耳にします。
2023年5月には、TVカンブリア宮殿でも波佐見焼の西海陶器さんが特集されていました。
Shopifyだけでなく、GMOさんのmakeshopなども使って、海外戦略を取られているようです。

多治見市や瑞浪市も負けていられないですね。

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