「美濃焼」の魅力を購買意欲が盛んな中国でPRする方法

「美濃焼」の魅力を購買意欲が盛んな中国でPRする方法

多治見市、「美濃焼」の魅力PR 北京で世界最大規模の総合展

中国・北京市内で9月2日に開幕した世界最大規模の総合展示会「中国国際サービス貿易交易会」に、多治見市が出展しています。
今年6月にキュウライ市と友好協力関係の覚書を交わしたのをきっかけに実現したもの。
関係者は中国で美濃焼をアピールする足掛かりとなることを期待しています。

多治見市と邛崍市(キュウライ市)、友好協力関係覚書などを調印

岐阜県多治見市と四川省邛崍市が今年6月22日、オンラインで署名式を行い、友好協力関係覚書や貿易協力枠組み協定を締結しました。

日本と中国は2022年に国交正常化50周年を迎えます。
2018年、中国人民対外友好協会の紹介で、多治見市と邛崍(キュウライ)市は陶磁器によって縁が結ばれ、両市は陶磁器文化の交流や新型コロナの予防・抑制、多治見市市制80周年、成都市「天府大地芸術シーズン」などで密に交流しています。
コロナ禍がまだ収束していない中、両市は「アフターコロナ時代」における交流と協力の新たなモデルを模索し、オンラインの交流会などさまざまな形で交流してきました。

「美濃焼」の魅力をPRし続けるためには

もっとも、今回の総合展示会「中国国際サービス貿易交易会」は一時的なイベントです。
そのため、これをきっかけに美濃焼に興味を持っていただくためには、今後も発信を続ける必要があります。
今後長期的に取引していくためには、業者専用のwholesaleのような卸売りサイトを構築し、卸値で販売していくサイトが必要になってくるでしょう。

中国のECサイト事情

中国では、中国の国内ECモールが独占状態にあります。
取引額1位はアリババグループの「天猫(Tmall)」です。
50%のシェアを独占しています。
2位は「京東(JD.com)」。

中国EC市場ではインフルエンサーマーケティングが活発している状況です。
これら中国ECでECサイトを開設しようとするなら、JETROにご相談するのがベストだと思います。

中国EC市場と活用方法/JETRO

人口が多く、購買意欲が盛んな中国市場はとても魅力的に映ります。
しかし、一つの市場に賭けるのはギャンブル要素が入り混じっています。
アトキンソン氏の著書によれば日本観光でよく消費してくれるのはオーストラリア・ヨーロッパだったと記憶しています。

中国展開にShopifyはどうでしょうか?

Shopifyで自社越境ECサイトを構築することで、中国のECプラットフォームへの支払いも審査も不要となります。
Shopifyは昨年、中国の決済システムAlipay(アリペイ)と提携しています。
Shopifyでは翻訳アプリを使うことで、中国語での対応も可能です。

もっとも、中国で多くの人が使うECモールから外れれば、集客が課題になってくるでしょう。
そこはインフルエンサーやTiktokなどの中国SNSを使ったりすることが考えられます。
最初は天猫(Tmall)との併用を考えてみてもいいかもしれません。

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