日本の畳店が映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に使用されるまで

畳店が映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に使用されるまで

今秋に公開された映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」には、重要なシーンで日本の畳が登場します。
映画で登場する畳は、すべて東京にある「森田畳店」さんが輸出したものです。

2000年頃、「森田畳店」さんではホームページを立ち上げられ、英語やフランス語版のページなどを整理することで、海外の客からの注文が徐々に増加していったんだそうです。

こうした、お客様目線に立ったホームページ作りが実を結んだんですね。
映画は世界中で観られ、007シリーズは世界中に熱狂的なファンもいるでしょうから、畳のシーンでも十分に広告やブランディングになりますね。

なぜ、海外の映画界から森田畳店の畳が注目されるようになったのだろうか。背景には、日本国内における畳の需要の低下があった。
「畳は(日本国内で)需要が下がっています。かなり低い値段でやり取りしている業者さんが増えているんですよね。そういう業者さんが取引先の大きいリフォーム店に入っていて、それでちょっと危機感を覚えたんです。そのとき、4~5年やっていた輸出を強化しようと始めて、だんだん伸びてきて」 
1999年から海外への輸出を始めた森田畳店。日本語のWebサイトだけでなく、英語やフランス語のページも用意するなど、国内での需要低下を見据えた海外進出への動きを早い段階から強めていた。中には「畳表を日本刀の試し斬りに使いたい」という香港からの注文や、日本に一時住んでいたバーレーン人が帰国と共に「母国に持ち帰りたい」と注文した畳などもあるといい、現在の輸出先は53カ国を超えた。数ミリ単位の指定も多い海外からの注文にも正確に応える森田畳店の高い技術が、海外から評価されているのだ。
さらに今回、映画『007』の新作で森田畳店の畳が使われているという話が広まり、映画を見た日本人からも「森田畳店の畳が欲しい」と問い合わせが来ているという。ただ、店主の森田さん自身は忙しく「まだ映画を観られていないんです」と苦笑い。
『ABEMAヒルズ』より

森田畳店さんのホームページ

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